SERVICE音響栽培・飼育

音響設備に関する技術・ノウハウを農業にも活用

音響設備に関する技術・ノウハウを農業にも活用

農作物や家畜に音楽を聴かせる”音響栽培・飼育”のための音響設備の設置や、野菜などに付く病害虫等の駆除効果の実験・研究など、様々な見地から情報を収集し、これからの農業の発展に貢献できるような資材の開発などにも取り組んでいます。

音響栽培とは

農作物に音楽を聴かせることで栄養価や成長を促進する効果が報告されている手法。
1960年代から世界各国で取り組みが行われています。

効果について

農産物

農作物への効果

アメリカ・ノースカロライナ大学植物生理学のゲイロードハゲセス博士によると、音楽による空気振動で植物の成長が促進された可能性があり、空気の共振現象によって植物が吸い上げる水の量が増えたと考えられています。

家畜への効果

家畜への効果

英国ライセスター大学の心理学者ノース博士らの共同研究チームは、乳牛に穏やかなクラシック音楽を聞かせると、そのミルクの産出量を増やすのに有効であることを発見しました。
緩やかな旋律の音楽により、牛のストレスを軽減できるからではないかと考えられています。
また牛だけではなく、鶏を飼育する農家でも同様に取り入れ生産高が上がったという報告もあります。

導入実績

乳牛農家

乳牛農家

牛を飼育している牛舎にスピーカーを設置させていただいています。
朝夕の搾乳時にモーツァルトの音楽を流しています。
尿サンプルのデータを取り、牛のストレス状態を研究しました。
農学部教授のご指導のもと実験を重ねています。牛舎の中は音楽が流れて牛さんも気持ちがよさそうです。

Oいちご園様(熊本市)

「幸のか」「さがほのか」「ひのしずく」「べにほっぺ」を栽培しています。
昼夜とおしてクラシックやポップスなど好みの音楽を流しており、いちごはすくすくと育っています。
ビニールハウス内はコンサートホールのようです。※現在、Oいちご園様と共同で様々な音楽の効果を実験中です。

Oいちご園様(熊本市)

農業のよりよい発展に寄与する新しい試み

TSUシステムでは、農作物や家畜に音楽を聴かせる”音響栽培・飼育”のための音響設備の設置をはじめ、以下のような新しい試みにも取り組んでいます。

新鮮な野菜

大学と共同でコウジカビがデンプンやタンパク質に及ぼす影響を調査 農家と連携しながら、音響による作物の味や成長過程の変化を調査 超音波による、農作物への悪影響が無い害虫・害獣駆除方法の開発・商品化への試み

この方法が全国の農家に広がれば「無農薬でありながら害虫の影響を受けない安心・安全な作物ができる」という過去に実現なかったことが可能になります。
これまでに培った技術やノウハウを県内農業の再生に活用し、安心・安全で付加価値のある農作物の生産と、農場環境の改善に寄与いたします。
音響設備の導入を検討されている農家様はお気軽にお問い合わせください。